私が今まで使っていたZENFONE5ですが、バッテリーの減りが早くなって来てしまい、動きもカクカクするようになって来て、これからは余生を室内用として活躍してもらう為にバッテリーを交換しました。
どこにも、真っ白な裏紙が無くカレンダーの裏面を使ったので、薄っすらと数字が見えると思いますが、見なかったことにしてください。
(先にお断りしておきますが、分解、修理は自己責任で行ってください。)
バッテリー交換のステップ
1.裏パネルを外す
まずは裏パネルを外します。
吸盤で力づくで剥がそうとしていましたが、裏パネル外すにはまずドライヤーで20秒程温めます。
これにより、粘着テープの粘着力が弱くなるのでパネルが外しやすくなります。
吸盤を使って隙間を作っていきます、パネルを剥がす為の工具が入る程の隙間が必要ですので、そこまで浮かせてあげる必要があります、この工程は工具が入るまでじっくり丁寧にやっていきます。
工具が入れば楽ちんです、ここからは工具を接着剤をゆっくり剥がしていきます。
剥がし終わっても油断しないようにしてください、パネル裏には指紋認証の配線がありますので注意してください。
2.内部上部パネルを外し、指紋認証コネクタを外す
続いて指紋認証の配線を外していきます。
指紋認証の配線はパネルにガードされているので、パネルについているねじをすべて外します。パネル左下には分解を阻止すべくシールが貼ってありますが、それは無視してドライバーを突き立てました。
ネジを外し終えても、そう簡単には外れてくれません。
パネル裏面には接着剤、側面にはツメがあるのでゆっくりと外していきます。
上部パネルを外すと、指紋認証の配線を外す事ができ、これで邪魔で邪魔で作業のしにくい裏パネルの呪縛から解き放たれます。
3.下部スピーカーユニットを外す
続いて、バッテリーに横たわっている黒い配線を外すため、スマホ下部にあるスピーカーユニットを外していきたいと思います。
こちらは、ねじを外すだけで取れるので比較的簡単だと思います。
スピーカーユニットを取外し後、コネクタが現れるので上部、下部ともに外しました。
後々気付いたのですが、上部だけ外せばバッテリーは外せます…
バッテリーは本体にベットリと張り付いていますので、外すには少し力が要ります。
バッテリー背後から現れたのは、AUOの文字、台湾ではよく目にする「友達電子」ですね。
4.バッテリーを交換し、動作するかテストする
新しいバッテリーも正規品を使用したかったのですが、在庫が無かったのでサードパーティー製のバッテリーを使用しました。
正規品は3200mAでしたが、サードパーティー製のバッテリーは3000mAしかないので200mAダウンとなりました。バッテリー容量が減少した為か少し隙間が空いてしまいました。
新しいバッテリーをつけ終わったら、電源が付くか確認します。
バッテリーコネクタはしっかりと接続されている事を確認してください。
実は、修理後にスマホを落下させてしまい、接続が甘かったのかコネクタが外れてしまったことがあったので注意してください。
5.逆の順番で元に戻す
ここからは、バッテリー取外しまでの手順を逆に行っていくだけです。
バッテリー上を這っていたコネクタを元に戻します。コネクタは外れないように念入りに確認してください。
マイクユニットを元の位置に戻しねじ止めします。ここまでくれば、残りのステップも僅かとなります。
裏パネルの指紋認証コネクタを先に接続し、パネルを取り付けねじ止めします。
裏パネルを貼り付ける前に、すべての部品を元に戻したか、コネクタ類の接続は大丈夫か全て確認してから貼り付けてくださいね。裏パネルをもう一度剥がすのは面倒くさいので…
裏パネルをこのまま貼り付けて、バッテリー交換完了となります。
電源もついて問題なく作動、指紋認証もしっかりと認識しているので問題なく完了する事が出来ました。
ZENFONE5のバッテリー交換は、以上となります。記事をご覧いただきありがとうございました。